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ビタミンB13
ビタミンに近い働きをするビタミン様物質で、老化予防に効果
ビタミンB13とは、牛乳から発見された栄養素で、ビタミンに近い働きをする水溶性ビタミン様作用物質。別名、オロット酸、オロト酸、オロチン酸とも呼ばれています。
人間の体内で合成されるので、必須ビタミンではありません。体内ではピリミジンヌクレオチドの生合成において、カルバモイルリン酸とアスパラギン酸が合成することで、ビタミンB13が作られます。
ビタミンB12や葉酸の代謝を助ける働きがあり、肝臓病の予防や老化の予防(アンチエイジング)に効果があります。主に、脂肪肝など肝臓病の治療に用いられていますが、過剰投与によってはかえって肝機能障害を起こすともいわれています。そのほかの体内での働きや欠乏症については、まだよくわかっていません。
また、ビタミンB13は、乳酸菌の発育因子としても知られています。
ビタミンB13が多く含まれる食品には、ビール酵母、小麦胚芽(はいが)、にんじん、さつまいも、じゃがいも、ごぼうなどがあります。所要量は、定められていません。
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