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保健師
保健師とは、保健師助産師看護師法に基づいて、厚生労働大臣が認定する国家資格で、健康指導や簡単な医療行為を行います。名称独占資格であり、資格がなくても健康指導などの保健師業務は行えますが、保健師と名乗って仕事をするには資格が必要になります。
その働く場所により、行政保健師、産業保健師、学校保健師(養護教諭)の3つに大別されます。行政保健師は、主に都道府県・市町村などの保健所、保健センターなどで保健行政に従事し、集団検診や健康相談を行ったり、地域住民に病気の予防や健康に関するアドバイスや指導、訪問活動などを行います。産業保健師は、企業の産業保健スタッフとして勤務します。学校保健師は、学校などで学生と教職員の心身の健康保持に努めます。
最近では、JICA(ジャイカ、独立行政法人国際協力機構)やNGO(非政府組織)などに属し、発展途上国などで母子保健活動や感染症対策、衛生教育など国際地域看護活動を行う保健師なども存在し、活躍の場は広まっています。
保健師資格は、看護士資格を取得した上で、保健師所定のカリキュラムを修了、保健師国家試験に合格することで得られます。なお、看護師のカリキュラムと並行して保健師カリキュラムを習得するような大学、看護学校もあり、この場合、卒業した時点で看護師試験受験資格と保健師国家試験受験資格を同時に有している状態になります。
保健師の試験は例年2月、北海道、青森県、宮城県、東京都、愛知県、石川県、大阪府、広島県、香川県、福岡県、沖縄県の厚生局などで実施。試験科目は地域看護学、疫学・保健統計および保健福祉行政論の2科目で、医療全般に関する幅広い知識と技術が求められます。合格率は高く、90パーセント前後。
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【健康実用辞典】
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