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単純性鼻炎

鼻粘膜が炎症のために赤く腫れている状態

単純性鼻炎とは、鼻粘膜が炎症のために赤く腫(は)れている状態です。鼻カタルとも呼びます。

局所的な原因としては、空気中の塵埃(じんあい)、刺激物質による長期に渡る刺激、軽い感染の持続、副鼻腔(ふくびくう)炎などが考えられます。全身的な原因としては、風邪のほか、糖尿病、肝臓病などの病気、アレルギー体質が考えられます。

症状としては、鼻詰まり、嗅覚(きゅうかく)障害、鼻漏(びろう)、前頭部の頭痛などがみられるほかに、鼻部の不快感、イライラ感、鼻出血なども生じることがあります。

鼻詰まりは、片側のみ、あるいは左右交代に起こります。眠る時に下にした側の鼻に、起こったりもします。鼻漏は粘性が多く、鼻がかみきれない場合もあります。また、鼻漏がのどに落ちる、すなわち後鼻漏(こうびろう)もよく起こります。

単純性鼻炎の検査と診断と治療

耳鼻咽喉(いんこう)科の医師による単純性鼻炎の治療では、薬物療法が中心で、鼻にネブライザーなどで薬を入れたり、薬を内服したりします。局所に血管収縮薬を用いると、鼻の粘膜の腫れがひき、鼻詰まりは改善されます。

薬局で売っている血管収縮剤を含んだ点鼻薬は、特に単純性鼻炎の鼻詰まりには有効です。しかし、長期に渡り、持続的に連用すると、薬物性鼻炎や肥厚性鼻炎になる可能性があります。薬物性鼻炎になると、点鼻薬を使っても鼻詰まりがあまり治らなかったり、鼻詰まりがとれている時間が徐々に短くなります。乱用を慎み、一日一回以内、一週間続けたら一週間休むくらいにするべきです。

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