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テアニン

テアニンとは、植物の中でもお茶とそのごく近縁種でしか見付かっていないアミノ酸の一種で、お茶の旨味(うまみ)成分の一つです。興奮を鎮め、緊張を和らげるなど、さまざまな働きを持っています。

お茶の木の根で作られたテアニンは、葉に移動して日光に当たると、ポリフェノールの一種で渋味成分のカテキンに変わっていきます。 そのため、テアニンは特に新芽に含まれる量が多く、また覆いをされ日陰で育つ抹茶や、上等の煎茶(せんちゃ)である玉露、かぶせ茶などの茶葉には、多く含まれています。

お茶の味は、旨味や甘味成分のテアニン、渋味成分のカテキン、刺激のある成分のカフェインなどで構成されています。テアニンは50~60℃の低い温度で溶け出し、カテキンは80℃以上の高い温度で段階的に溶け出す性質があります。

このテアニンにさまざまな効果があることは、臨床試験において確認されています。テアニンを取ることで、リラックスの指標となる脳波であるα波を増加させ、緊張や不安、イライラの指標となるβ波を減少させることから、心身をリラックスさせる作用があります。

また、スムーズな入眠をもたらし、睡眠の質をよくしますし、 集中力が向上し仕事の能率が上がるなどのヒーリング的な役割を持ちます。寝る前にお茶を飲んで眠れなくなることがあるのは、お茶に含まれるカフェインの覚醒(かくせい)作用のためです。質のよい眠りを助けてくれるテアニンだけを効率よく取る方法として、サプリメントという選択肢があります。

その他、テアニンには、月経前症候群の精神的症状の改善、血圧降下作用、記憶学習能力の向上、制がん剤の増強効果、脳血管障害に対する効果などが認められています。

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