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蠕動運動

 蠕動(ぜんどう)運動とは、ミミズがはうように消化管などの環状筋(輪状筋)が動く収縮運動のことで、内容物を移動させる役割を果たしています。

主に食道から直腸までの運動をいいますが、胆管、尿管、卵管その他の分泌管など生体内のほとんどの管腔(かんくう)でみられます。

消化管の蠕動運動には、食べ物を後戻りさせない機能があり、周期的に環状の収縮を次々と下部に伝え、食物塊を肛門側へ移動させる役割を果たしています。

この蠕動運動は自律神経の働きによって行われているので、人間が意識的に調整したり、活発にさせることはできません。

加齢などにより胃の蠕動運動が低下すると、消化に時間がかかるため胃もたれや胸焼けを起こしやすくなる。また、大腸の蠕動運動が低下すると、便の流れが悪くなって便秘になりやすくなる。

おなかが「グルグル」と鳴るのもこの蠕動運動の現象で、若いころは蠕動運動が活発でよくおなかが鳴っていても、年を重ねていくと蠕動運動が低下し、消化にも時間がかかるようになるため、あまり鳴らなくなります。

食事を取る、水分を取る、運動をするなどの刺激を与えることで、蠕動運動は活発になります。

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