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准看護師

准看護師とは、都道府県知事の免許を受けて、医師、歯科医師、または看護師の指示のもと、患者の療養上の世話および診療の補助をする専門職。略称で准看と呼ばれます。

看護師(正看護師、正看)が国家資格免許なのに対し、准看護師は都道府県知事免許となっていますが、看護師と准看護師の違いは外から見ただけではほとんどわからず、仕事内容もそれほど変わりません。看護師が自らの判断により主体的に看護が行えるのに対して、准看護師は行えないという違いがあるほか、看護師に比べて給与水準が低く、婦長になれないなど昇格に影響することも多いようです。准看護師資格しか持たない者でも、多くの場合は看護師と名乗っています。

准看護師が設けられている背景には、戦後の看護師不足に対応するための暫定措置という性格があります。看護師には、ますます高度な専門的知識や技術が要求されるようになりつつあり、日本看護協会は准看護師制度の廃止を希望していますが、幅広い労働条件の看護労働力を求める日本医師会などの要望もあり、検討段階にあります。

准看護師学校(准看護師養成所)あるいは看護高等学校卒業後、都道府県知事試験の受験資格が与えられ、試験に合格すると都道府県知事から准看護師の免許が交付されます。年齢制限を設けている准看護師学校は少なく、社会人でも入学できるようになっていますので、働きながら学ぶことも可能です。

試験日程は各都道府県によって異なりますが、2~3月に行われるのが一般的。専門の学校で勉強し受験するため、合格率は高く94パーセント前後。

資格取得者は、病院、診療所などの医療機関、介護老人保健施設などで活動します。

准看護師から看護師になるには、准看護師学校卒業後さらに県や医師会が設置する2~3年課程の看護専門学校などで学ぶことが必要。2004年(平成16年)からは、10年以上の実務経験がある准看護師向けに、2年課程の通信制移行教育も用意されています。

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