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世界自殺予防デー
世界自殺予防デー(World Suicide Prevention)とは、世界保健機関(WHO)が毎年9月10日と定めている記念日。WHOは各国に対し、自殺問題を最重要課題として挙げ、対策を強化するよう求めます。
2010年の世界自殺予防デーに当たっては、WHOの専門家のフライシュマン博士が「今日は、世界の人達が一緒になって自殺の問題について考える日だ。自殺は防ぐことができるという意識を強く持ってほしい」と述べました。
日本では、世界自殺予防デーにちなんで毎年、9月10日から16日の一週間を自殺予防週間として設定し、国、地方公共団体が連携して啓発活動を推進しています。
国民に自殺や精神疾患についての正しい知識を普及啓発し、これらに対する偏見をなくしていくとともに、命の大切さや自殺の危険を示すサイン、また危険に気付いた時の対応方法などについて国民の理解の促進を図ることを目的とするものです。
なお、WHOによると、世界では毎年およそ100万人、およそ40秒に1人が自殺で死亡しています。国別にみますと、日本の年間自殺者が1998年以降、12年連続で3万人を超えているほか、高い経済成長が続く中国やインドでも多くの人が自殺で死亡し、深刻な状況が続いているということです。
また、人口当たりの自殺者はロシアや旧ソビエト連邦のリトアニアとベラルーシなどが最も多く、10万人中およそ30人が自殺で死亡したとみられています。
WHOは、自殺を防止するためには、特に先進国で、自殺の要因になり得る心の病をいかに早く把握して対処するかが重要だと指摘し、途上国や新興国の農村部では、農薬が自殺に使われないようにすることが緊急の課題だと指摘しています。
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