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ケアハウス(介護利用型軽費老人ホーム)
ケアハウスとは、60歳以上の人を対象とし、自立した生活ができるよう住宅性を強めたタイプの老人ホーム。老人福祉法に基づいて作られた居住施設で、軽費老人ホームのC型とも、介護利用型軽費老人ホームとも呼ばれています。
このケアハウスは、老人福祉法第20条の6の「低額な料金で、老人を入所させ、食事の提供、その他日常生活上必要な便宜を供与することを目的とする施設」に当たります。
1989年(平成元年)に制度化され、当初は、有料老人ホームを外車とすれば、 ケアハウスは高級国産車といわれるほど、立派な施設がたくさんできました。全室が個室になっていて、ミニキッチンやトイレがついています。風呂は男女別の共同浴室のところが多く、食事は食堂で3食とれます。車いすでも快適に過ごせるように、バリアフリー構造になっていたりします。
軽費老人ホームのA型は食事を提供するタイプ、B型は自炊を原則とするタイプですが、C型のケアハウスは居宅として全個室で住み、要介護状態になっても通所系の介護保険サービスや、訪問介護サービスを外から受けられるようになっています。ケアハウスは介護保険の施設ではないのですが、要介護認定を申請し要介護度が認定されれば、特定施設入居者生活介護として、介護保険を適用する在宅サービスを利用できるのです。
ただし、要介護も中程度までを利用期間としている施設が多く、再度の住み替えが必要になるケースがあります。また、要介護のケアハウスは、機能訓練や治療の世話もしてくれますが、利用料が倍ぐらいになります。
日中は職員が待機して、緊急時や困った時の相談に当たり、夜間も宿直がいます。
入居するための条件としては、60歳以上の人で、入浴、排泄(はいせつ)、洗濯など日常生活を行うことができるものの、身体機能が低下しつつあり、自立した生活が心配な人が対象となります。夫婦のどちらかが60歳以上でも、入居可能です。
ケアハウスも施設ごとの特徴があり、外出したりパーティーなどの催し物を開いたりといったイベントが充実しているような施設もあります。
利用料金の目安は、月約7万円から13万円程度です。この費用には、生活費(食費など)、管理費(家賃相当分)、事務費(人件費など)が含まれています。そのほか、個々で使用した電気代などがプラスされます。詳しい利用料は、施設や市町村に問い合わせてみましょう。
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