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膠原病

膠原(こうげん)病とは、全身の細胞と細胞を結び付けている結合組織に、炎症による病変が現れる病気の総称。免疫の働きに異常が生じて、血管や皮膚、筋肉、関節、内臓など、体のさまざまな場所に同時に炎症を起こします。発熱や湿疹、関節の痛みなどの症状が、共通して見られます。

全身性エリテマトーデス、関節リウマチ、全身性強皮症、多発性筋炎、皮膚筋炎などの病気が、膠原病に含まれています。厚生労働省では、治療に公費負担のある特定疾患、いわゆる難病に、その多くを指定しています。

日本の最新医療技術をもってしても完治はせず、改善したり悪化したりを繰り返して、長期の治療を必要としますので、早期の診断と治療開始が大切。ステロイドや消炎剤などを使用することで、炎症が抑制され、日常生活に支障のない程度にコントロールすることは可能です。 ステロイドだけでは制御できない症状には、漢方薬などの治療法も試みられています。

なお、全身のコラーゲン(膠)に変性が見られる一連の疾患群の総称として、1942年に膠原病という名称が定義され、後に、コラーゲンの変性が病態の本質ではないことが明らかになって、「結合組織病」とも呼ばれるようになりました。

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