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過敏性腸症候群

過敏性腸症候群とは、慢性的な下痢や便秘、ガス過多などの症状が現れる病気で、緊張や不安などのストレスが原因で起こる腹痛や腹部不快感、便通異常を総称したものです。しかし、腸の機能に問題があるわけではありません。 

下痢型は、ちょっとした緊張が副交感神経を刺激し、腸の運動が過度に高まって腹痛が起き、すぐトイレに行きたくなります。下痢や軟便が1日に何回も起こり、いつ便意を催すか分からないため、トイレのついていない電車には不安で乗れなかったり、駅ごとにトイレに行くといった状態になることもあります。

便秘型は、腹痛や腹部の不快感があり、トイレに行ってもあまり便が出ず、出ても小さなコロコロの便になります。

 こうした過敏性腸症候群は、比較的神経質でデリケートな性格の人に多く、家庭や職場での人間関係のストレス、転居や転職による環境の変化、過労や暴飲暴食などが引き金になって症状が現れます。   

 最近は過敏性腸症候群という言葉がよく聞かれるようになり、この病気に対する一般の認識も高くなってきています。それにともなって「自分も過敏性腸症候群かもしれない」と受診される方が増えています。

 腸の機能に異常はないのですが、慢性的でなおりにくいため、毎日の暮らしに大きな影響をおよぼします。

 ストレスが原因と分かっていても、それを取り除くのは簡単ではありません。なかなかよくならない場合は最寄りの医療機関に相談してください。

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