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手足口病

手足口(てあしくち)病は、腸管系ウイルスによって起こる感染症で、手のひらや足の裏に小さな水ぶくれ、口の中の粘膜に小さな発疹(はっしん)がたくさんできます。軽い病気ながら、感染力はかなり強く、夏を中心に5月から9月にかけて、乳幼児の間で流行します。

代表的な原因ウイルスはコクサッキーA16、あるいはエンテロ71という名前のウイルスですが、原因となるウイルスがそれ以外にも何種類もあるため、以前にかかったことがある乳幼児でも、またかかることがあります。

潜伏期は2〜7日で、多くの乳幼児はほとんど前駆症状なしに発症します。発熱も約半数にみられますが、高熱になることはあまりなく、3日以内に解熱します。

手足の水ぶくれは、痛くありません。ひざやおしりなどにも、多数の水ぶくれが現れることもあります。おしりだけの場合もあり、おむつかぶれと間違えられることも。これらの水ぶくれは、一週間ほどで消失します。

口の中はひどく痛くなることがあるので、酸っぱい物、辛い物など刺激性の食べ物は避け、乳児では脱水を起こさないように水分を与えましょう。口内痛が強くて、全く飲んだり食べたりできない時や、高熱が続いて、頭痛を訴えたり、嘔吐(おうと)を繰り返す時は、早めに診察を受けましょう。無菌性髄膜炎を合併して起こすこともあります。

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